鳩が丘歯科の口腔筋機能訓練

口腔筋機能訓練

近年では食文化の発達により軟食化が進み、咀嚼する機能の低下や不正咬合が多くみられるようになりました。成長期の早期治療と口腔筋機能訓練を行うことによって、本来の表情をとり戻すことができるため、元気な笑顔が期待できると考えています。また、口腔の形態・機能のアンバランスを早期に発見し難症例にしないためにも、早期治療をお勧めします。

成長期治療の意味
新しい発想による診断と治療により、バランスのとれた顔貌と歯列の安定が期待できます。

1、鼻呼吸である事
2、安静時に口唇を閉じていること
3、舌が口蓋の正しい位置(上)にある事

口腔筋機能訓練について
口腔筋機能訓練で機能の改善を継続することで、正常な発育を得ることができます。
詳しくは、下記PDF資料をご覧ください。

口腔筋機能訓練1
口腔筋機能訓練2 腹式呼吸
口腔筋機能訓練3 ガラガラストップ

数値化できない機能の改善に着目

口腔筋機能訓練一般的な矯正治療では、規格レントゲン撮影により計測できる項目を診査・診断し、治療方針を決定した上で、治療の評価・判断がされています。当院では「数値化できない部分も含めた機能の改善」に着目することで、本来の成長を予測しながら治療方針を決定します。とくに鼻腔通気度検査は、その日の機能を数字で表す事が出来るので、発育期のお子さんの具体的な顎顔面の発育評価に有効です。
これにより早期治療による合理的且つ患者さんにやさしい治療が可能になり、治療後の保定装置が必要ない長期安定が期待できます。

鼻腔通気度計(スパイロメーター)についてはこちら

治療のポイント
1、早期に始めること
前歯部反対咬合や臼歯部交叉咬合については、下顎骨の過成長や上顎骨の劣成長が原因で、いわゆる顎変形症になる可能性があります。4歳頃からの装置を使った治療をおすすめします。

2、生活習慣の改善
high angle症例は、筋肉の付着部位・方向や量により早期治療を行う、行わないに関わらず難症例になると言われています。そのため、high angle症例では、生活習慣の指導をきめ細かく行うとともに、機能的矯正装置(FKO)を使用します。

※成長期は長期的・定期的な観察と診断が必要です。

小児の摂食・嚥下の特徴

小児の摂食・嚥下の特徴摂食・嚥下とは、出生後から始まる食環境や口腔の感覚・運動体験を通して新たな機能を獲得しながら発達してゆく運動機能のことで、乳幼児期に特に発達します。

この機能が発達する時期は、同時に口腔・咽頭部の形態の成長が著しい時期でもあり、身体的な成長変化と共に機能も発達し、摂食機能獲得の際に特徴的な動きが観察されます。
※乳児では中咽頭が極端に短く、授乳時に鼻呼吸しながら嚥下する事が出来ます。

摂食機能獲得段階の特徴的な動き
1、経口摂取準備期 :哺乳反応、指しゃぶり、玩具なめ、舌突出など
2、嚥下機能獲得期 :下唇の内転、舌尖の固定、食塊移送、舌の蠕動様運動など
3、捕食機能獲得期 :顎・口唇の随意的閉鎖、上唇での摂り込み、など
4、押しつぶし機能獲得期:口角の水平の動き(左右対称)、扁平な赤唇など
5、すりつぶし   :頬と口唇の協調、口角の引き、顎の偏位など
6、自食準備期   :歯がため遊び、手づかみ遊び
7、手づかみたべ  :頸部の回旋、手掌での押し込み、前歯咬断など
8、食器たべ    :頸部の回旋、食器の口角からの挿入、食器での押し込みなど

摂食・嚥下機能障害児では、呼吸状態あるいは全身状態の関係から適切に食べる能力が脆弱であるため、機能発達が阻害されていることが多いです。

また、重症心身障害児では中枢神経系の障害が摂食・嚥下障害の発達期あるいは発達期以前に生じており、これが正常な摂食・嚥下機能発達の遅延あるいは停止の原因になっています。したがって、発達期における小児の摂食・嚥下障害に対する対処法は、対症療法的手法ではなく健常児が機能を獲得していく過程と同様な過程をたどらせることを基本とした発達療法的アプローチが必要です。

口腔内のバランスが歯並びに影響を及ぼす

機能を正しく学習するためには正常な器官が必要です。とくに口腔においては口唇・頬・舌・歯のような筋肉や粘膜・硬組織が、それぞれ発達過程においてバランスを保ちながら成長し、口腔を機能に適した形に作っていることが重要なのです。この口腔内のバランスが崩れてしまうと歯並びに影響を及ぼしてしまいます。
※舌突出なども同様です。

小児のリハビリでは、早期に訓練を開始することが大切
全身の状態でリハビリが後回しにされることはよくありますが、安全な経口摂取は大きな喜びと希望をもたらします。したがってできるだけ早期に療養を開始することが次のステップへの第一歩であると考えます。

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