不正咬合の要因を分析して治療計画を立てます

乳歯列からの矯正当院では、まず患者さんの症状の特性を確認したうえで、的確に把握していきます。それに基づいて咬合異常の要因を分析し、治療計画を立てます。
具体的には不正咬合の要因を、
1. 骨格型
2. 機能型
3. 不調和型
4. 習癖型
5. 歯

の順に診断して治療計画を立てます。

そして、発育期の不正咬合に対して以下の順に治療をすすめていきます。
1. 形態改善
2. 機能の学習......改善された顎顔面形態に機能をキャッチアップさせ、両者の調和を図る。

治療に骨格型を重視する理由は、患者さんに優しく(無駄のないシンプルな)合理的な治療で正常咬合に導くことを目的にしているためです。つまり早期治療により、患者さん本来のきれいなお顔と笑顔で健康長寿をゴールにできるのです。

ここで着目する点は、姿勢と呼吸(+舌、口腔周囲筋の発達=口腔機能低下の防止)です。生活環境の変化・食文化の変化により、むし歯とは別に口腔機能低下による不正咬合が多くみられるようになりました。

治療中に咀嚼・嚥下・発音などの口腔筋機能を高めることで咬合異常の再発が避けられ、う蝕歯周炎などの歯科疾患にもかかりにくくなるというメリットがあります。発育期に正常機能を獲得し、本来の発育のレールに乗っていただくことで、長期にわたりおいしくお口から食事ができる丈夫で健康な身体を手に入れることが出来るのです。

口腔筋機能訓練について
顎を正常な大きさに発育させた後、口腔筋機能訓練を継続することで、以降の正常な発育を得ることができます。詳しくは、下記PDF資料をご覧ください。

口腔筋機能訓練1
口腔筋機能訓練2 腹式呼吸
口腔筋機能訓練3 ガラガラストップ

口腔筋機能訓練についての詳細はこちらもご覧ください

矯正1期治療の流れ
矯正1期治療では、発育期の形態と機能の異常を正常に戻し、調和させながら正常な発育を促します。歯並びはもちろん、丈夫な身体と顔貌をきれいにすることを目的としています。

1. 矯正相談
初診相談では、まず患者さんご本人やご家族の方が気にされていることやご要望などをお聞きします。そして口呼吸や不良姿勢、アレルギーなどはないか、詳しくヒアリングをしながら不正咬合の要因を的確に把握していきます。
そして、模型を使って不正咬合などをわかりやすくご説明し、今後の治療の流れをご説明していきます。

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2. 検査
検査では問診表をご記入頂くほか、以下の様々な項目を検査します。
また、ブラッシング指導やフッ化物洗口などの説明もいたします。
CTセファロ撮影、顔貌写真、鼻腔通気度、顎関節・頚部リンパ節の触診、口腔内写真、歯列模型の印象採得、舌小帯、頬の圧痕、身長、体重

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3. 診断
資料にまとめた検査結果を解説しながら、治療方法や期間、矯正装置、治療のゴールを説明していきます。また装置作成のための印象を採取します。

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4. 上顎急速拡大装置セット
歯面の掃除をした後、実際に装置を装着します。装置の取り扱いを説明し疑問点などを確認します。
とくに、装置の説明や効果などはしっかりご説明しています。

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5. 調整→定期検査
装置装着後1ヵ月間隔で来院してもらいます。状態の確認や歯面の清掃を行います。
顎が大きくなり舌が動くスペースが出来たら、口腔周囲の筋肉のトレーニングを開始します。

口腔筋機能訓練で最も重視しているのは、舌の動きの改善です。
舌小帯は薄い膜状なのが正常ですが、腱状のものは舌小帯の手術が必要です。舌のトレーニングのために舌小帯切除術お勧めする事があります。

定期検査:3ヵ月に一度定期検査をします。
また、半年ごとに口腔内の撮影、1年ごとに姿勢と顔貌写真、鼻腔通気度、オルソ、セファロ撮影をします。
※CTは必要に応じて撮影します。

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6. 装置をはずす(発育期に機能を育てます)
だいたい1年から2年で拡大装置を外します。拡大装置をはずした後も続けて発育期に機能を育てます。

発育不全の兆候を早く見つけるために、少なくとも3ヵ月に一度お口のメインテナンスに通っていただきます。トレーニングを続けることで、元気で丈夫な体に育てていくことを目的としています。
1、早寝早起き朝ごはん 
2、悪習癖(不良姿勢、口呼吸、早食い、流し込み、好き嫌い)をなくす 
3、適度な運動

1~6の治療により、正常な口腔機能の発育のレールに乗る準備が出来ます。
安静時の口唇と舌の位置を正しくすることで、姿勢と呼吸が変わり表情も豊かになります。

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7. 機能的顎矯正装置(FKO)
下顎の前下方の成長により骨格の改善がみられます。
しっかり噛む方は顎関節もしっかりできます。3ヵ月で効果が出ます。
下顎が前に出るだけでも気道は広くなり呼吸が楽になります。

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8. 一期治療終了:装置を外す(鳩が丘歯科の一期治療は、保定の必要はありません)
歯の生え変わりと全身の骨格の成長・発育は、リンクしている事が分かっています。すべての乳歯が永久歯に生え変わり、12歳永久歯が生え終わるころまで経過観察をします。

子供のころの健康的な生活は丈夫な身体を作ります。


笑顔は人生を左右する。つまり、それは幸せな人生です!
これからの一生、輝く笑顔が待っています!

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